【ソウル聯合ニュース】韓国軍と情報当局は、先月相次いで韓国に墜落した無人航空機を分析した結果、北朝鮮が開発したものとの結論を下した。政府消息筋が2日、明らかにした。
航空偵察能力の低い北朝鮮が空中撮影のために開発した無人偵察機とみられるという。北朝鮮に情報を提供することになりかねないため、写真の解像度など具体的な内容は公表できないとしている。
先月24日に南北非武装地帯に近い京畿道・坡州で無人機が発見されたほか、同31日には黄海の白ニョン島に国籍不明の無人航空機が墜落していた。
先月31日は北朝鮮が黄海上の南北軍事境界線と位置付けられる北方限界線(NLL)付近で約500発の砲弾を発射した直後に無人機が墜落している。