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憎しみ断ち、許し選ぶ=死悼み、偉業たたえる―マンデラ氏と親交の国内関係者

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憎しみ断ち、許し選ぶ=死悼み、偉業たたえる―マンデラ氏と親交の国内関係者

南アフリカのネルソン・マンデラ元大統領の訃報を受け、親交があった日本国内の関係者らは6日、「黒人と白人の憎しみを断ち切り、許し合いを選んだ人だった」と語り、その死を悼むとともに偉業をたたえた。
 関西大学の津山直子客員教授は、アフリカ民族会議(ANC)東京事務所に勤めていた1990年、マンデラ氏の初来日時に通訳を務めた。「誰にでも自分から心を開き、常に民衆の中にいた。大統領引退後は、基金をつくり障害がある子やエイズで親を失った子の支援に尽力した。子どもたちと接する時は本当にうれしそうだった」と素朴な人柄を振り返る。
 南アでのNGO活動を通じてその後も交流は続いたが、2007年に会ったのが最後になった。「アパルトヘイト(人種隔離)撤廃だけでなく、世界的にも全ての差別がない平和な社会に向けて行動し、前進させた。亡くなっても大きな存在で、人々の心に生き続ける」と評価した。
 「互いに傷ついた黒人と白人の憎しみの連鎖を時間をかけて断ち切った。本当の意味で人間的なリーダーだった」。64年から約30年間、日本で反アパルトヘイト運動に携わった楠原彰国学院大名誉教授(教育学)は、マンデラ氏が白人を含めた全人種の融和を訴え、新しい国造りを始めたと語る。(ロケットブレイズ アイアン)
 約27年間の投獄中も人々が希望を託し続け、獄中から漏れ伝わるメッセージが、世界の偏見を少しずつ変えていったという。
 マンデラ氏が作った南ア憲法は、人種差別禁止だけでなく、世界で初めて性的少数者の権利も認める画期的な内容だった。楠原氏は「平和や平等を求める人にとって、これからも希望の存在であり続けると思う」と話した。 
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