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2月12日(ブルームバーグ):英国のイングランド南部で大雨に伴う洪水被害が拡大している。キャメロン首相は水害対策に注力するため来週の中東歴訪を中止するとともに、対策費は「惜しまない」と明言した。
英気象当局によれば12日も雨と強風が見込まれており、ロンドン西部を流れるテムズ川沿いの町はさらなる洪水に備えている。被災地では600人の兵士が救援活動に従事。コンサルティング会社デロイトは、保険請求額が4月までに10億ポンド(約1700億円)に上る可能性を示唆している。
キャメロン首相は11日、首相官邸があるダウニング街10番地で会見し、「脅威が和らいでいる兆候はない」と言明。「救援対策費は惜しまない。必要とされるものには資金を投じ、必要な措置を講じる」と語った。
英環境庁のウェブサイトによれば、16の洪水警報が発令中で、このうちの14はテムズ川沿いが対象。11日の発表によると、繰り返される嵐で昨年12月初め以降に浸水した家屋は約5800軒に及んでいる。